
「TOEIC 400点を取ったけど、大学生としてこのスコアってやばいの…?」



「周りの友達と比べて低すぎて、正直かなり焦っている…」



「就活で履歴書に書けるのか不安。何から勉強すればいいか分からない…」
こんな悩みを抱えていませんか?
結論から言うと、TOEIC 400点は「やばい」スコアではありません。ただし、就活でアピールするには力不足です。
でも安心してください。400点は「基礎さえ固めれば、最もスコアが伸びやすいゾーン」でもあります。正しい順番で勉強すれば、600点突破は十分に射程圏内です。



私自身、大学入学時のTOEICはまさかの「225点」でした。そこから正しい学習法を実践し、最終的に875点まで到達しています。
この記事では、TOEIC225点からやり直した私のリアルな経験をもとに、400点台の大学生が最短で600点を突破するためのロードマップを徹底解説します!
- TOEIC 400点は大学生としてどのくらいのレベルなのかわかる
- 400点→600点に必要な勉強時間は具体的に何時間かわかる
- 単語・文法・リスニング、何からどの順番で手をつければいいかわかる
- 大学生の生活リズムに合った、現実的な学習スケジュールの立て方がわかる
- 勉強が続かないを防ぐ習慣化のコツとスマホ対策がわかる
1. TOEIC 400点のレベル感|大学生の平均と比べてどうなの?


まずは「TOEIC 400点が実際にどのくらいのレベルなのか」を正確に把握しましょう。現在地を知ることが、スコアアップの第一歩です。
TOEIC 400点の英語力はどのくらい?
TOEIC 400点は、ざっくり言うと「中学英語〜高校基礎レベルの知識がまだ完全に定着していない段階」です。
具体的には、以下のような状態です。
- リスニング: ゆっくり、はっきり話してもらえれば簡単な会話は聞き取れる。ただし、ナチュラルスピードの会話や長めの文章になると途端についていけなくなる。
- リーディング: 短くてシンプルな文章なら読めるが、知らない単語が出てくると内容の推測が難しい。Part 7の長文は時間切れになりがち。
- 英検換算: 英検準2級レベルにおおよそ相当。
大学生の平均点と比較すると?
IIBCが発表している公式データ(2023年度)によると、大学生のTOEIC平均スコアは以下の通りです。
| 学年 | 平均スコア |
|---|---|
| 大学1年生 | 549点 |
| 大学2年生 | 580点 |
| 大学3年生 | 599点 |
| 大学4年生 | 611点 |
400点は、残念ながらどの学年の平均と比べても100点以上下回っていることになります。
ただし、この平均点は「自ら受験を申し込んだ意識の高い層」が中心のデータです。大学のIPテスト(団体受験)では平均点はもっと低くなりますし、対策を始めていない大学1年生なら400点台は珍しいスコアではありません。



大切なのは、今のスコアで落ち込むことではなく、「ここからどう伸ばすか」を考えることだよ!
2. TOEIC 400点は就活で使える?|正直な評価と戦略


大学生がTOEICを受ける最大の理由は、やはり就職活動でしょう。400点が就活でどう評価されるのか、正直にお伝えします。
履歴書に書けるのは「600点」から
結論から言うと、TOEIC 400点を履歴書に書いても、英語力のアピールにはなりません。
多くの企業が「英語力がある」と評価するラインは最低でも600点です。それ以下のスコアを記載すると、逆に「英語が苦手」という印象を与えてしまうリスクすらあります。
400点だと「やばい」のか?
「人生終了」ではまったくありません。
英語力を必須としない企業や職種はたくさんあります。ただし、以下のような企業を志望するなら、早急なスコアアップが必要です。
- 大手商社・メーカーのグローバル部門(700〜800点以上を求められることも)
- 外資系企業(最低でも800点が暗黙の基準)
- 英語力を応募条件に含む企業(「TOEIC 600点以上」が多い)
就活までに間に合わせる現実的な戦略
就活本番は大学3年の夏〜冬がメインです。大学1〜2年のうちから対策を始めれば、600点突破は十分に現実的です。
もしすでに4年生の場合は、面接で「スコアは?」と聞かれても、「現在は400点台ですが、600点を目標に毎日○○に取り組んでいます」と答えれば、むしろ「目標に向かって努力できる人」としてプラスの印象を残せます。
3. TOEIC 400点台の「パート別弱点」を知ろう


スコアアップを効率的に進めるためには、自分の弱点がどこにあるかを正確に把握することが欠かせません。400点台の人に共通する、パート別の弱点を解説します。
【リスニング】よくある弱点
- 音のつながり(リンキング)に対応できない: “I got it” が「アイガリッ」のように聞こえる英語特有の音声変化に慣れていないため、知っている単語でも聞き取れない。
- Part 3・4の長い会話で集中力が切れる: 情報量が多くなると処理が追いつかず、途中から「何の話をしているのか」分からなくなる。
- 設問の先読みができていない: 音声を聞きながら選択肢を読もうとして、両方とも中途半端になってしまう。



私も大学1年生の時、リスニングは呪文のように聞こえて、終わるまで集中して聞くことさえできませんでした。
【リーディング】よくある弱点
- 基礎文法があやふや: 品詞(名詞・動詞・形容詞・副詞)の区別や時制のルールが曖昧で、Part 5の穴埋め問題で取りこぼす。
- 語彙力が圧倒的に足りない: 知らない単語が多すぎて長文の内容を推測できず、Part 7で大量に時間を失う。
- Part 7を最後まで解ききれない: 前半のパートで時間を使いすぎてしまい、後半30問以上が「塗り絵(適当にマーク)」になってしまう。



最優先で取り組むべきは、テクニックではなく、「単語」と「文法」の基礎固め!これだけで、確実にスコアが跳ね上がります。
4. 400点→600点に必要な勉強時間は「約450時間」


勉強を始める前に、「どのくらい勉強すれば600点に届くのか?」を知っておきましょう。
オックスフォード大学出版局の資料『A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test』によると、TOEICのスコアアップに必要な学習時間の目安は以下の通りです。
| 現在のスコア | 目標 450点 | 目標 550点 | 目標 650点 | 目標 750点 |
|---|---|---|---|---|
| 350点 | 225時間 | 450時間 | 700時間 | 950時間 |
| 450点 | — | 225時間 | 450時間 | 700時間 |
| 550点 | — | — | 225時間 | 450時間 |
※出典:Oxford University Press『A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test』
つまり、400点台から600点台を目指すには、おおよそ225〜450時間の学習が必要ということです。
– 1日1時間の勉強 → 約7.5〜15ヶ月
– 1日2時間の勉強 → 約4〜7.5ヶ月
– 1日3時間の勉強 → 約2.5〜5ヶ月
大学生であれば、1日2〜3時間の学習時間を確保すれば、半年以内に600点突破は十分に現実的です。逆に言えば、1日30分だけだと到達までにかなりの期間がかかるため、できる限り勉強時間を増やす意識を持ちましょう。
5. 400点から600点へ!最短スコアアップの勉強法3ステップ


必要な学習時間がわかったところで、具体的な勉強法に入ります。400点から600点へのスコアアップに必要なのは、特別なテクニックではなく「基礎の徹底」です。
以下の3ステップを順番にこなしていきましょう。
ステップ①:TOEIC頻出単語を1冊マスターする(毎日)
単語力は、リスニングにもリーディングにも直結する最も即効性のある対策です。
ポイントは、1冊の単語帳を「完璧に覚えよう」とせず、短期間で何周も回すことです。
- 1日100語ずつ目を通し、1冊を1〜2週間で1周する
- それを最低5〜6周繰り返す
- 最初は「見覚えがある」レベルでOK。繰り返すうちに定着していく
「1語ずつ完璧に覚えてから次へ」というやり方は、400点台の段階では非効率です。スピード重視で何度も回す方が、記憶の定着率は圧倒的に高くなります。
ステップ②:中学〜高校基礎の英文法を固める(1〜2ヶ月)
文法は英語の「設計図」です。設計図が読めなければ、どんなに単語を知っていても文章の意味は正しく取れません。
- 品詞の役割(名詞・動詞・形容詞・副詞がどこに入るかの感覚)
- 時制(現在形・過去形・現在完了形・未来形の使い分け)
- 前置詞のイメージ(in, on, at, for, toなど)
- 接続詞・関係代名詞(文と文のつなぎ方)
まずはPart 5(短文穴埋め)で正答率を上げることを目標にしましょう。Part 5は基礎文法だけで解ける問題が多く、最も「コスパ良く」スコアが伸びるパートです。
ステップ③:リスニングは「シャドーイング」で耳を鍛える(毎日10分)
400点台のリスニング対策は、ひたすら問題を解くよりも「シャドーイング」が圧倒的に効果的です。
シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら、少し遅れて同じように声に出す練習法です。
Step 1: Part 1・2の短い音声を、まずスクリプト(台本)を見ながら音読する
Step 2: スクリプトを見ずに、音声だけを聞いて真似して発声する
Step 3: 自分の発音と音声のズレを確認し、繰り返す
「自分で発音できる音は、必ず聞き取れるようになる」



1日10分でいいので、毎日続けることが重要です。
6. 大学生におすすめ!400点→600点突破のための厳選教材


教材選びで大切なのは、「たくさん買わないこと」です。1冊を徹底的にやり込む方が、5冊を中途半端にやるより確実にスコアが伸びます。
【単語帳】おすすめはこの1冊
TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ(朝日新聞出版)
400点台の人が最初にやるべき単語帳はこれ一択です。「金のフレーズ」の姉妹版で、TOEIC 300〜500点レベルの基礎単語に特化しています。金のフレーズは600点以上を目指す段階で使えばOK。まずは銀のフレーズを完璧にしましょう。コンパクトで持ち運びやすく、通学中のスキマ学習にも最適です。
【文法】おすすめはこの1冊
TOEIC L&R TEST でる1000問(朝日新聞出版)
Part 5対策の決定版です。1,000問以上の文法問題が収録されており、解説も非常に丁寧。「なぜその答えになるのか」が一問一問しっかり理解できます。最初は正答率が低くても大丈夫。繰り返し解くことで、Part 5の頻出パターンが体に染みつきます。
【総合・問題集】必須の1冊
公式TOEIC Listening & Reading 問題集(国際ビジネスコミュニケーション協会)
これだけは絶対に買ってください。本番と同じ出題者が作成しているため、問題の質・難易度・音声スピードがそのまま本番レベルです。最新刊を1冊購入し、最低2〜3回は繰り返し解きましょう。
7. スコアが伸びる大学生の「勉強習慣」の作り方


どんなに良い教材を揃えても、勉強を継続できなければスコアは上がりません。大学生が陥りがちな失敗パターンと、続けるためのコツを解説します。
大学生がやりがちなNG行動
- テスト前だけ一夜漬けで詰め込む(記憶が定着せず、すぐに忘れる)
- 「今日は5時間やるぞ!」など無理な目標を立てる(達成できなかった日に自己嫌悪に陥り、翌日から勉強自体をやめてしまう)
- SNSやYouTubeに時間を奪われる(「ちょっとだけ」が1時間になる)
続けるコツ①:まずは「毎日やる」を最優先にする
先ほど紹介した通り、400点→600点には約225〜450時間の学習が必要です。理想は1日2〜3時間ですが、いきなり「毎日3時間!」と気合いを入れすぎると、できなかった日にモチベーションが崩れます。
大切なのは「毎日続けること」です。バイトやサークルで忙しい日も、最低30分は英語に触れるようにしましょう。
- 通学電車で15分: 単語帳を開いて音読(口パクでOK)
- 空きコマで15分: 文法問題を10問解く
- 余裕がある日は2〜3時間: 公式問題集やシャドーイングにまとまった時間を充てる
「忙しい日は30分、余裕がある日は2〜3時間」
このメリハリをつけることで、無理なく総学習時間を積み上げていけます。
続けるコツ②:「スモールゴール」で達成感を積み重ねる
「半年後に600点!」だけでは、日々のモチベーションが続きません。以下のように、小さな目標を日・週・月で設定しましょう。
今日の目標: 銀のフレーズの単語50個に目を通す
今週の目標: でる1000問の第1章を終わらせる
今月の目標: 公式問題集のリスニングPart 1・2を3回解き直す
3ヶ月後の目標: 模試で500点を超える
毎日「今日のノルマ達成!」という小さな成功体験を積み重ねることで、脳がドーパミンを分泌し、勉強自体が楽しくなっていきます。
続けるコツ③:スマホ対策は「環境」で解決する
大学生の最大の敵はスマートフォンです。「ちょっとXを見るだけ」「LINEの返信だけ」が、気づけば30分、1時間と溶けていきます。
- 勉強中はスマホを別の部屋に置く(物理的に手が届かない状態にする)
- スクリーンタイム機能で、SNSアプリを1日30分に制限する
- 「集中モード」や「おやすみモード」を勉強時間中はONにする



意志の力に頼るのではなく、「触れない環境を作る」ことが効果的です。
8. 400点から600点までの学習スケジュール例(3ヶ月プラン)


「何をいつやればいいのか分からない」という方のために、3ヶ月で600点を目指すスケジュールの目安を示します。1日2〜3時間の学習を想定しています。
1ヶ月目:基礎固め期間
- 単語: 銀のフレーズを3周する(1日100語ペースで回す)
- 文法: でる1000問を1周。間違えた問題にはチェックを入れる
- リスニング: Part 1・2のシャドーイングを毎日10分
2ヶ月目:実践トレーニング期間
- 単語: 銀のフレーズを引き続き回す(5周目を目指す)
- 文法: でる1000問の間違えた問題だけを再度解き直す
- リスニング: Part 3・4にもチャレンジ。設問の先読み練習を始める
- 模試: 公式問題集を1回分、本番と同じ時間配分で解いてみる
3ヶ月目:仕上げ・弱点補強期間
- 模試の復習: 間違えた問題を徹底的に分析する(単語不足?文法ミス?聞き取れなかった?)
- 弱点パートの集中対策: 模試で判明した苦手パートを重点的に解き直す
- 2回目の模試: 公式問題集のもう1セットを解き、500点超えを確認する



このスケジュールを1日2〜3時間のペースで進めれば、3ヶ月後には確実に500点台後半〜600点の実力がつきます。
9. 次のステップ:600点が見えてきたら「アウトプット」を取り入れよう!


単語と文法の基礎が固まり、模試で500点台が安定してきたら、いよいよ「アウトプット(英語を使う練習)」を取り入れるフェーズです。
「400点台の自分がアウトプットなんてまだ早い…」と思うかもしれません。しかし、インプットした知識を「実際に使う」ことで、定着率は飛躍的に向上します。
オンライン英会話がおすすめな理由
- 覚えた単語や文法を実際の会話で使える(アウトプットすると記憶が強化される)
- リスニング力が自然と鍛えられる(生の英語を聞き取る訓練になる)
- 1回25分、月額数千円から始められる(大学生の財布にも優しい)
TOEICのスコアが500点前後に差し掛かり、中学英文法の基本ルール(主語+動詞の形など)がなんとなく理解できていれば、オンライン英会話を始めても十分に効果があります!
私のブログでは、初心者向けに「失敗しないオンライン英会話の選び方」を詳しく解説しています。基礎が固まったら、ぜひ以下の記事をチェックしてみてください。
まとめ:TOEIC 400点の大学生が今日からやるべきこと


TOEIC 400点は「やばい」スコアではありません。しかし、就活で武器にするためには最低でも600点が必要です。
1. 現在地を正しく知る: 400点は「基礎が固まりきっていない」段階。逆に言えば、基礎を固めるだけで最もスコアが伸びやすいゾーン。
2. 単語と文法が最優先: 難しいテクニックは不要。銀のフレーズ+でる1000問を徹底的にやり込む。
3. リスニングはシャドーイングで: 問題をたくさん解くより、1日10分のシャドーイングの方が効果的。
4. 必要な学習時間は約225〜450時間: 1日2〜3時間の勉強を続ければ、半年以内に600点は届く。
5. 勉強習慣を作る: 忙しい日も最低30分、余裕がある日は2〜3時間。スモールゴールで達成感を積み重ねる。
かつてTOEIC225点だった私でも、基礎固めからコツコツ継続したことで875点まで到達し、海外留学の夢を叶えることができました。
400点のあなたは、かつての私よりもずっと先にいます。今日から30分、単語帳を開くことから始めてみませんか?








