
「オンライン英会話、フリートークって選んでいいのかな?」



「教材は退屈だし、フリートークの方が実践的な気がする…」



「でも実際フリートークを選んだら、何を話せばいいか分からなくて地獄だった…」



結論を先に言います。初心者はフリートークを選んではいけません。
これは「フリートークがダメ」という意味ではなく、初心者の段階でフリートークを選ぶと「挫折するか、成長が止まるか」の二択になりやすいからです。
私はTOEIC225点からオンライン英会話を始め、875点まで到達しました。その過程でフリートークも教材レッスンも両方経験しています。
だからこそ断言できます。初心者の頃にやるべきは「教材ベースのレッスン」一択です。
この記事では、なぜ初心者にフリートークが向かないのか、そして教材レッスンがなぜ最強なのかを、実体験と具体例を交えてお伝えします。
初心者がフリートークをしてはいけない3つの理由


理由1:難しすぎて挫折する
フリートークは一見「自由に話せる楽しいレッスン」に見えますが、実際に必要なスキルは以下の通りです。
- 先生の話を聞き取る力(リスニング)
- 話題を自分から出す力(トピック力)
- 自分の考えを英語で組み立てる力(スピーキング)
- 会話を途切れさせない力(瞬発力)
これらはすべて中級者以上のスキルです。
初心者がいきなりフリートークに挑戦するのは、泳ぎを習っていない人がいきなり海に飛び込むようなもの。溺れて「自分には無理だ」と思って、二度と海に近づかなくなる。
私の初期の挫折がまさにこれでした。「フリートークの方が実践的だ」と思って選んだ結果、25分間ほぼ沈黙。先生に気を遣わせるだけの時間になりました。
理由2:「自分の知っている単語」しか使わなくなる ★最重要
これがフリートークの最も見落とされがちな落とし穴です。
フリートークでは、教材のガイドがないので、自分が知っている単語と表現だけで会話を成立させようとします。
| 場面 | 初心者が使いがちな英語 | 本当は身につけたい表現 |
|---|---|---|
| 週末の話 | I went to… it was fun. | I spent the weekend visiting… |
| 仕事の話 | My job is… very busy. | I’ve been swamped with work lately |
| 意見を言う | I think… good | From my perspective, I’d say… |
フリートークだと、左の列の「簡単な表現」で毎回やり過ごせてしまう。 先生も会話を成立させるために合わせてくれるので、新しい表現に挑戦する機会がないんです。
結果、半年フリートークを続けても、使える表現は最初と変わらない。 同じフレーズを使い回しているだけの「なんちゃって英会話」になりがちです。
これが「フリートークは楽しいけど上達しない」と言われる最大の理由です。
理由3:レッスンの振り返りができない
教材ありのレッスンなら:
- 「今日はUnit 5のリスニングパートをやった」
- 「この表現を新しく覚えた」
- 「この文法が苦手だと分かった」
と、何を学んだかが明確です。
一方、フリートークの場合:
- 「今日は…先生と天気の話と、趣味の話をした…かな?」
- 「何か新しい表現を習ったっけ?あまり覚えてない…」
振り返りができない=復習ができない=定着しない。
レッスンに使った25分を、最大化できない可能性が高いのです。
なぜ「教材ベースのレッスン」が初心者に最強なのか


最強の理由1:「知らなかった表現」に出会える
教材の最大の価値は、「自分一人では絶対に使わない表現」を強制的に学べることです。
フリートークでは「I think it’s good.」で済ませてしまう場面でも、教材では以下のようなワンランク上の表現が教材に載っているので、否が応でも新しい表現に触れることができます。
- “I’m in favor of…”(〜に賛成です)
- “It depends on…”(〜によります)
- “As far as I know…”(私の知る限りでは)
これが「教材は自分の英語力の天井を引き上げてくれる」ということ。フリートークでは天井が自分の現在の実力のまま固定されてしまいます。
最強の理由2:予習→レッスン→復習のサイクルが回しやすい
教材があると、学習のPDCAサイクルが自然と回ります。
予習(10分):今日の教材の単語を3つ調べる
↓
レッスン(25分):教材に沿って新しい表現を練習
↓
復習(5分):言えなかった表現をノートにメモ
↓
次回の予習:前回の復習ノートを見返す
初心者がフリートークをすると、このサイクルの「何を予習するか」「何を復習するか」が曖昧になり、結局やらなくなります。


最強の理由3:「段階的にレベルアップ」できる
教材はレベル別に設計されています。
| レベル | 教材で身につくこと |
|---|---|
| 入門 | 自己紹介・挨拶・基本的なYes/Noの受け答え |
| 初級 | 日常的な話題について短い文で意見が言える |
| 中級 | 理由を添えて自分の意見を説明できる |
| 上級 | 抽象的なテーマについてディスカッションできる |
教材を順番にこなすことで、自分のレベルが「見える」ようになります。 「先月は初級だったけど、今月は中級の教材に入れた!」という成長の実感が、継続のモチベーションに直結します。
フリートークでは、この段階的な成長を実感しにくいため、「なんとなく続けているけど、本当に上達してるの?」という不安に襲われがちです。
「でもフリートークの方が実践的じゃない?」への回答


この疑問、よく分かります。私も最初はそう思っていました。
実践力は教材で基礎を固めた「後」に身につく
料理で例えると:
- 教材レッスン = レシピを見ながら基本の料理を覚える
- フリートーク = 何もない状態で冷蔵庫の残り物だけで料理する
初心者がいきなり残り物料理をしても、毎回同じような味付けの料理しか作れません。
でも、レシピ(教材)で基本的な調理法や味付けを覚えた後なら、残り物でもバリエーション豊かな料理が作れるようになる。
フリートークが「実践的」になるのは、教材で「使える表現のストック」を十分に貯めた後の話です。
私の場合:教材→フリートークの「卒業タイミング」
参考までに、私自身の経験をお伝えします。
| 時期 | レッスンの形式 | 理由 |
|---|---|---|
| 1〜6ヶ月目 | 教材100% | 新しい表現のインプットが最優先 |
| 7〜9ヶ月目 | 教材70% + フリートーク30% | 教材で覚えた表現を実践で使う練習 |
| 10ヶ月目〜 | フリートーク50% + 目的別レッスン50% | 自分の仕事に特化した会話にシフト |
最初の半年は教材オンリー。 これが今振り返っても正解でした。
教材で覚えた表現が、フリートークでスッと口から出てくる瞬間が来ます。あの瞬間の快感は最高で、「教材を頑張った甲斐があった!」と心から思えます。
初心者に最適な教材の選び方


レアジョブのおすすめ教材(初心者向け)
| 教材名 | おすすめ度 | 特徴 |
|---|---|---|
| オンライン英会話準備(スターター) | ★★★★★ | 超初心者向け。「レッスンの受け方」から学べる |
| 日常英会話(初級) | ★★★★★ | 日常的な場面の表現を段階的に習得 |
| 文法 初級 | ★★★★☆ | 中学英語のやり直しに最適 |
| 発音 ベーシックサウンド | ★★★★☆ | 発音矯正。意外と初期にやると効果大 |
教材選びのポイント
1. 「ちょっと簡単かも」くらいのレベルを選ぶ
難しい教材を選ぶと、教材についていくだけで精一杯。余裕のある教材の方が、アウトプット練習に集中できます。
2. 1つの教材を最後までやり切る
途中で別の教材に変えると、表現が中途半端にしか身につきません。
3. カウンセラーに相談して決める
レアジョブの日本人カウンセラーに「自分のレベルに合った教材」を相談するのが一番確実。
フリートークに挑戦するベストタイミング


「じゃあ、いつフリートークに挑戦していいの?」
以下の3つのサインが出たら、フリートークを取り入れ始めるタイミングです。
✅ サイン1:教材の内容が「簡単に感じる」ようになった
教材レッスンで余裕が出てきたら、それはフリートークに耐えられる基礎力がついた証拠です。
✅ サイン2:先生との雑談タイムが楽しくなった
教材レッスンの前後に、先生と数分間の雑談をすることがあります。この雑談が「楽しい」と感じるなら、フリートークの準備ができています。
✅ サイン3:「教材にない話がしたい」と思い始めた
「仕事の話をしたい」「最近見た映画の感想を話したい」。こういう気持ちが芽生えたら、教材の枠を超える時が来たということ。
よくある質問(FAQ)


Q. フリートークしか選べないサービスもあるけど?
A. 教材が充実しているサービスを選んでください。レアジョブは5,000以上の教材があり、初心者向けのカリキュラムが充実しています。
Q. 教材レッスンって退屈じゃない?
A. 「消化するだけ」だと退屈です。予習で例文を作り、レッスンで使い、復習でメモする。このサイクルがあれば教材レッスンは刺激的な時間になります。
Q. 教材とフリートークを半々で受けてもいい?
A. 最初の3ヶ月は教材100%を強くおすすめします。基礎が固まる前にフリートークを混ぜると、教材で学んだ表現を使う前に忘れてしまう可能性があります。
Q. フリートークで話すネタが思いつかないのはレベルが低いから?
A. レベルの問題ではなく「準備の問題」です。ただし、話すネタを準備する時間があるなら、教材の予習に使った方が効率的です。
Q. 上級者になってもフリートークだけでは伸びない?
A. 上級者も目的を持ったフリートーク(仕事のロールプレイなど)は効果的ですが、「ただの雑談」だけでは成長が止まります。私は上級者になってからは、講師に仕事のシチュエーションを依頼して実践的な練習をしていました。
まとめ:「教材=退屈」は大間違い。教材こそ最強の英語トレーニング


この記事では、初心者がフリートークを避けるべき理由と、教材レッスンの圧倒的なメリットをお伝えしました。
フリートークが初心者にNGな3つの理由
1. 難しすぎて挫折する → 必要なスキルが中級者以上レベル
2. 知っている単語しか使わなくなる → 新しい表現が身につかない
3. 振り返りができない → 何を学んだか不明で定着しない
教材レッスンが最強な3つの理由
1. 「知らなかった表現」に強制的に出会える → 語彙・表現の天井を引き上げる
2. 予習→レッスン→復習のサイクルが回る → 効率的に定着
3. 段階的にレベルアップできる → 成長が見えてモチベーション維持
教材で基礎を固めた後にフリートークに移行する。 これが最も効率的で、挫折しない英語学習の王道ルートです。








